「縁結び」と「良縁成就」ってどっちも一緒?
それとも、違うの?
と気になっている方も多いかもしれませんね。
正確には、縁結びと良縁成就は意味合いが異なってくるので、良縁成就なのに縁結び祈願をしてしまうとご利益が受けられないこともあるかもしれませんので注意が必要です。
ここでは、縁結びと良縁成就の違いや神社での参拝の基本的なマナーを知って正しくご利益を受ける方法をまとめてみました。
「縁結び」と「良縁成就」って違うの?それぞれの意味を知っておこう!
縁結びと良縁成就は、意味合いが異なります。
縁結びは、男女のご縁を結ぶことの意味があるので、
- 彼氏がいるけれど、結婚して結ばれたいと思っている人
- 気になる異性がいるけれど、結ばれたい人
が縁結び祈願の対象になります。
一方、良縁は、「よい縁組。似合わしい縁組」という意味があります。
- 今は彼氏がいないけれど相手がいない
- 誰かいい人と出会って結婚したい
といった人が対象になるのが良縁祈願になりますね。
ちなみに縁結びも良縁も、何も異性にかかわらず、仕事関係の良縁やプライベートでの友人や知人との縁などを運んできてくれる場合にも用いられるそうです。
縁結びと良縁は似ているようで意味合いが異なるので、これから神社へ参拝して祈願しようと思っている方は少し気を付けてくださいね。
とはいえ、だいたいどこの神社でもそうなのですが、縁結びで有名な神社であれば、良縁成就もセットになっているところがほとんどです。
神社ごとでここは縁結び神社、ここは良縁成就といったように個々に明確な分け方はされていることはなく、縁結び祈願で有名なところで同時に良縁祈願もできますよということがほとんどです。
気になるという方は、神社ごとの公式サイトでどんなご利益があるのかを調べてみるといいでしょう。
縁結び・良縁成就を叶える正しい神社の参拝方法
縁結び、良縁の違いが分かったところで神社の正しい参拝方法についても押さえておきましょう。
神様に失礼にあたるやり方で参拝をしてしまうと、せっかくお願いをしてもご利益も受けられません。
一度覚えてしまえば、全国各地のどこの神社でも使えるマナーになりますよ。
大きく分けると次のとおりになります。
- 鳥居をくぐる前に一礼をする
- 参道の中央は避けて端を歩く
- 手水舎があれば、手と口を清める
- お賽銭はなるべく大きな音が出ないように入れる
- 二礼二拍手一礼
鳥居をくぐる前に神様に一度ご挨拶をし、その後、参道の端を歩きます。
なぜ端を歩くのかというと中央は神様の通り道だからです。
手水舎では、まずひしゃくで両手を洗い、その後、片手で口に少しだけ水を含み吐き出します。
これをすることであなたの身が清められます。
神社につけば、お賽銭はなるべく小戸が出ないように投げ入れ、その後、二度のお辞儀をし、二回拍手をして、お願いごとをします。
そして、心の中でお願いごとが終わったら、最後のお礼として一礼するのも忘れないようにしましょう。
これが神社での基本的なマナーになるので、縁結びや良縁成就で神社を訪れる際には気を付けてみてくださいね。
何度か神社を訪れるたびにマナーを守って参拝していると、それが習慣化していくのでおすすめです。
縁結び・良縁成就のどちらもご利益を受けたいと思う方は、神様に失礼にあたらないよう気を付けてみてくださいね。